レイチェル・カーソン北海道の会

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レイチェル・カーソン北海道の会の学習例会2015年2月26日(木)

レイチェル・カーソン北海道の会の学習例会のお誘いです。
 学習会は15時から17時の2時間程度です。また、17時から19時にかけては、これからの予定についての打ち合わせやご参加の方の自由な話題もいただいての懇談を行っております。学習会だけの参加もできますし、引き続く懇談はその時々のホットな話題もでます。どうぞごお気軽にご参加ください。


日時: 2015年2月26日(木)15時から最長20時まで
場所: 北海道大学遠友学舎(札幌市北区北18条西7丁目)


<学習会>
「失われた森」(レイチェル・カーソン遺稿集、リンダ・リア編、古草秀子訳、集英社文庫)
 第3部 第29項「ジョージ・クライル・ジュニアへの手紙[1963]」
 解説担当 岡部 賢二 さん


 レイチェルは体調がすぐれず、ガンの転移や狭心症などを心配して、主治医で友人のジョージ・クライルに手紙を書きました。クライルの妻ジェーンは、レイチェルと長年親交があり、数ヶ月前にレイチェルと同じ乳ガンでこの世を去っていました。
 私には、強い意志で大企業や化学産業界と闘ってきたレイチェルが書いたジョージ・クライルへの手紙には一人で悩む、体調不良への大きな不安が感じられました。
 いつも、岡部さんの学習資料は内容豊かです。プレッシャーをかけるわけではありませんが、楽しみにしています。


<前回の学習例会報告> 2015年1月22日(木)
「失われた森」 第3部 第28項「沈黙の春のための新しい章[1963]」 解説担当 関根 達夫さん


 52年前の1963年1月にカーソンは米国庭園協会の女性たちから招待を受け講演をしました。カーソンは、農業による被害に関する新しい情報を得て、講演にそれらの新情報を含めました。
 関根さんの発表を下記にまとめました。なお、関根さんの学習資料は、下記の宅ファイル便で2015年01月28日 16時41分までダウンロードが可能です。
https://free.filesend.to/filedn_infoindex?rp=44c2876e2b6fb3bd8cc2b808b979d05o


・どれほど高度な文明を誇ろうと、生物に対して冷酷なふるまいをすれば、必ずや自らを損ない、文明国と呼ばれる権利を失う「レーチェル・カーソンの道徳的信念」
・庭園協会の目的や志は、「生命のたゆみない流れを維持する」こと
・殺生物剤の使用を憂慮している人々と促進している人々との「主張の相違点」
・「殺生物剤に過度に依存している現状を非難する4つの根拠」
・一般の人々が農薬散布に関心を抱き不安を感じた「農薬をめぐる希望の兆し」
・環境中の毒物から市民を守るため「さまざまな市民グループが活発に活動」
・時がたてばという「業界誌の希望的観測には、思わず笑った」
・一般市民の姿勢に変化がでても「農薬散布の実態には変革の兆しはない」
・ゾウムシ駆除に非常に毒性の強いディルドリンが使われた「ヴァージニア州ノーフォークの事例」
・ツグミやチャイロツグミやマキバドリが全滅し、牧場の羊が死に、汚染されたマグサを食べた牛の乳からは毒が検出された「イリノイ州の事例」
・ロングアイランドの市民たちがマイマイガ駆除のDDT空中散布差し止めを求めた「DDT裁判」
・「農薬会社や業界関連(ー表向きは独立しているー)組織からの、大規模な宣伝活動に騙されるな」
・合成殺菌剤のヘキサクロロベンゼンで処理した種小麦による「トルコの中毒性ポルフィリン症」
・「食品医薬品局(FDA)が有害な種子の問題に関心」
・新たな法案が障害になり「一般大衆の利益を守る人々にとり、前途は多難」
・「専門的な組織と産業界、科学と産業界との相互関係が拡大しつつある」のは、専門的組織の意見は科学の声か
・「産業界から大学へ投じられる助成金が、金額、件数ともに増大」は、公平な視点に立脚した研究にに役立つのか


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  1. 2015/01/25(日) 18:21:02|
  2. 予定
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レイチェル・カーソン北海道の会の学習例会2015/01/22

レイチェル・カーソン北海道の会 の皆様

あけまして おめでとう ございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 レイチェル・カーソン北海道の会の学習例会のお誘いです。
 学習会は15時から17時の2時間程度です。また、17時から19時にかけては、これからの予定についての打ち合わせやご参加の方の自由な話題もいただいての懇談を行っております。学習会だけの参加もできますし、引き続く懇談はその時々のホットな話題もでます。どうぞごお気軽にご参加ください。

日時: 2015年1月22日(木)15時から最長20時まで
場所: 北海道大学遠友学舎(札幌市北区北18条西7丁目)

<学習会>
「失われた森」(レイチェル・カーソン遺稿集、リンダ・リア編、古草秀子訳、集英社文庫)
 第3部 第28項「沈黙の春のための新しい章[1963]」
 解説担当 関根 達夫 さん

 全米女性記者クラブでの講演(昨年12月に学習)の翌月、52年前の1963年1月にカーソンは米国庭園協会の女性たちから招待を受け講演をしました。カーソンは、農業による被害に関する新しい情報を得て、講演にそれらの新情報を含めたそうです。講演は、「どれほど高度な文明を誇ろうと、生物に対して冷酷なふるまいをすれば、必ずや自らを損ない、文明国と呼ばれる権利を失う」というカーソンの道徳的信念を反映していました。

 この講演は、農業問題の政治的な側面に積極的取り組もうとする、レイチェル・カーソンの新しい段階の幕開けだったそうです。16ページと中身の濃い章です。関根さんの解説をわくわくして待っています。

<前回の学習例会報告> 2014年12月11日(木)
「失われた森」 第3部 第27項「全米女性記者クラブの講演[1962]」 解説担当 米道 博さん

1. リンダ・リアの解説
 ・ニューヨーカー誌3回連載とその後1冊の本とした出版の様子
 ・『沈黙の春』出版によるできごと
    ケネディ大統領が大統領科学諮問委員会に特別委員会を設置した。
    数州で農薬散布禁止法律を導入し、農薬会社が反論に躍起となった。
    カーソンの舌鋒が鋭さを増し、タイトルにある「全米女性記者クラブの講演」で頂点に達した。
    講演では独善的化学産業界、研究機関を批判した。

2. 批判に値しない批判
 ・農務局の担当者は『沈黙の春』を読まずに批判した。
 ・書かれてもいない内容にも反論した。
 ・都合よく内容を歪曲した。

3. 攻撃の手段
 ・当初、化学系新聞社の反応は穏健で、農業系出版関係者の一部は強く支持した。
 ・産業界は概して批判的だった。
 ・攻撃のパターン
    カーソンを「神秘宗教信者」などと毒舌や皮肉で、人間の信用を傷つけた。
    農薬について、いいかげんな安心感を吹きこんだ。

4. 『沈黙の春』への不正確な批判
 ・農薬による中毒事故は“きわめて稀”と不正確な記述と批判した。
 ・しかし、カーソンは巻末に55ページの註を付し、農薬の影響を読者自身で把握可能にしていた。
    情報源の明記と参考文献一覧の付記

5. 学会の意見とは
 ・学会の意見とは【科学の声】それとも【産業界の声】なのだろうか、一般の人々は“科学の声”と捉えていた。
 ・委員会は利害関係のある関連組織から送り込まれた委員で構成され、報告書は企業の情報担当者が一般大衆をなだめるような文章で書かれていた。

6. 科学知識をどう伝えるか
 ・多くの心ある科学者は所属する組織が“企業の隠れ蓑”になっていることに当惑していた。
 ・ソ連の遺伝子科学を誤った方向に導き崩壊させ、農業科学全体を害した“ルイセンコ学説”の二の舞になる恐れだってあった。
 ・科学知識をどう伝えるか・・・それはあなた方記者の責務と伝えた。

<お願い>
 幹事会では、昨年末から2015年5月21日(木)のレイチェル・カーソン生誕108年記念行事の準備を始めました。新年早々で大変恐縮ではありますが記念行事を成功させるために、会費納入をお願いいたします。なお、年度会費は1,000円です。寄付についても同様のご協力をお願いいたします。

<お知らせ>
 「レイチェル・カーソン北海道の会」の学習例会情報を札幌科学談話会ウェッブサイト「下学上達」で紹介していただいています。下学上達(かがくじょうたつ)は、札幌科学談話会が札幌近郊でのセミナー等を紹介しているウェッブサイトです。

 札幌科学談話会は、札幌市中央図書館、札幌市博物館活動センターの3者で構成するサイエンス・コンソーシアム札幌のメンバーです。3者がそれぞれの持ち味・施設の特徴を活かし、科学の最新の話題を「やさしく・深く・おもしろく」をモットーに「サイエンス・フォーラムinさっぽろ」を企画・運営しています。

「下学上達」は以下からご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/voyager20xx

レイチェル・カーソン北海道の会でもブログを公開しています。メーリングリストと合わせて見ていただくと幸いです。
http://gisjirou.blog.fc2.com
  1. 2015/01/06(火) 10:56:00|
  2. 予定
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