レイチェル・カーソン北海道の会の学習例会のお知らせ
学習会は15時から17時の2時間程度です。ご参加の方の自由な話題もいただいての懇談を行っております。今回は「失われた森」の学習の前に、当会員の木椋(おぐら)とし子さんに「フッ素について」と題した講演をお願いしました。学習会だけの参加もできますし、引き続く懇談はその時々のホットな話題もでます。どうぞごお気軽にご参加ください。
日時: 2015年2月26日(木)15時から最長20時まで
場所: 北海道大学遠友学舎(札幌市北区北18条西7丁目)
<学習会>
1. フッ素について
講演担当 木椋 とし子 さん・レイチェル・カーソン北海道の会員
1994年WHOは6歳以下の子どもへのフッ素洗口を禁忌とし強い禁止としています。しかし日本では虫歯予防薬として歯磨き粉やうがい薬などに使われており調理器具など焦げや汚れがつかないように加工され、様々な商品にも使われています。
木椋さんの新聞切り抜き帳には道新の2007年5月27日に「フッ素汚染全国で」と題して「大阪周辺高濃度 釧路川でも微量検出 京都大学が河川調査」という内容が掲載されていました。最近ではあまり話題にもならず多くの人々は疑問を持たないで日常の暮らしの中で使用しているのが現状です。改めて「フッ素は安全なのか」について、講演を木椋さんにお願いしました。
2.「失われた森」(レイチェル・カーソン遺稿集、リンダ・リア編、古草秀子訳、集英社文庫)
第3部 第29項「ジョージ・クライル・ジュニアへの手紙[1963]」
解説担当 岡部 賢二 さん
レイチェルは体調がすぐれず、ガンの転移や狭心症などを心配して、主治医で友人のジョージ・クライルに手紙を書きました。クライルの妻ジェーンは、レイチェルと長年親交があり、数ヶ月前にレイチェルと同じ乳ガンでこの世を去っていました。
私には、強い意志で大企業や化学産業界と闘ってきたレイチェルが書いたジョージ・クライルへの手紙には一人で悩む、体調不良への大きな不安が感じられました。
いつも、岡部さんの学習資料は内容豊かです。プレッシャーをかけるわけではありませんが、楽しみにしています。
スポンサーサイト
- 2015/02/21(土) 06:23:12|
- 予定
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0