fc2ブログ

レイチェル・カーソン北海道の会

第139回レイチェル・カーソン北海道の会学習会 8/4(木)15:00~17:00 

第139回レイチェル・カーソン北海道の会学習会
8月4日(木)15:00~17:00 於 北大遠友学舎(札幌市北18条西7丁目)
話題提供
講師 久保木 芳徳 氏
話題 「アメリカの貧困」

話題提供の後に、生誕110年の集いの準備など、打ち合わせをいたします。


138回レイチェル・カーソン北海道の会学習会(2016年6月23日)の概要を報告いたします。
                         2016年7月7日 共同代表 近藤 務 

当日は、10名のご参加の下、充実した学びの場になりました。
(第1部>
最初、参加者の皆さんの日々の生活や、現在抱えている問題など自由に語っていただきました。
また、今年4月に来日された南米のウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカさんのことで、来日時の映像資料があること、「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」の絵本が紹介されました。
この、絵本は、くさばよしみ編、中川学 絵の31ページのもので、31万部以上売れているようです。
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです。」
人類の幸福とは何か、深く問いかける絵本―2012年、ブラジルのリオネジャネイロで国際会議が開かれました。環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。世界各国の代表者が順番に意見を述べ、次に壇上に立ったのは南米の小国ウルグアイのムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツ姿です。給料の大半を貧しい人のために寄付し、公邸には住まず、農場で奥さんと暮らしてイマス。ウルグアイの人々は親しみをこめて“ペペ”と呼んでいます。「より便利で、より豊かで、わたしたちは幸せになったのでしょうか」―世界でいちばん貧しい大統領のスピーチが今、人々の心に広がっています。

<第2部 打ち合わせなど>
1)2016年5月26日レイチェル・カーソン生誕109年の集いから学んだこと。
  第1部:冨塚とも子氏講演「遺伝子組み換え[GM]作物の輸入開始から20年 なぜ、日本人は『世界で一番GM食品を食べている』のか?」 には60名の参加があり、わかりやすく詳しいお話から多くを学びました。多くの質問にも、丁寧に答えてくださいました。第2部:大友詔雄氏講演「原発はいらない、自然エネルギーで行こう!―地域の自然エネルギーを利用して元気な地域を―」には30名以上のご参加があり、原子力に頼らない方向での人類にとっての課題と具体的な展望などを学ぶことができました。両講師に心から感謝いたします。
(アンケートでは、感謝と今後の学ぶことでの要望など、22名から寄せられました。ご協力に感謝します。)

2)オーガニックシアターによる「レイチェル・カーソン物語」江別での上演予定の概要:
①2016年8月19日(金)来道のご予定。
②2016年8月20日(土)午後1時ころ、午後6時ころからの、2回の上演予定。当会は、それに協力の予定。
③8月21日(日)上遠恵子氏との交流会の可能性があります。詳細は未定です。
内容: ~音楽朗読劇「レイチェル・カーソン物語」と上遠恵子さんのお話~
[江別市 ドラマシアターども] 
主催 オーガニックシアター 椿 留美子 氏ほか
 当会では、この取り組みに協賛したいと考えております。
会員の皆様には、出来るところでのご参加をいただけますとありたいです。後日、メールやチラシでご案内させていただきます。

3)当会の今年1年間の計画および生誕110年の記念の集い 成功にむけての準備などについて話し合いました。
<2017年5月 レイチェル・カーソン生誕110年の集い に向けて意見交換覚書(未確定のものです)>
1) 「10年間の歩み」をまとめて、参加者に配布するなど。それの発表もする。
2) 朗読劇、音楽 を取り入れては。
3) 若い方の語り 音楽ライブ。
4) この1年間の例会の課題、その持ち方などの検討をしましょう。例会の話題提供も、生誕110年の記念の集いとの関連でしていただければ、ありがたいです。
5) 当日は、意見の異なる方もまじえての、討論形式での展開もいぎあるのではないでしょうか。
6) 実行員会形式にするなど工夫も。そこに若い息吹を、
7) 「レイチェル・カーソン生誕110年の集い」のテーマは;
例示「今に生きるレイチェル・カーソン」
(1)環境汚染がもたらしている、人類社会への重大な影響と解決への展望
(2)パネルディスカッション:これまでの講師にご参加いただき、討論
(3)(環境問題そのものが持つ)政治との関連性にも視点をあてて、そのことから入る方法もある:具体的には
①こどもの命と健康の保持
②TPPのもつ影響
③住民・市民運動、学習運動
④デンマークでの脱原発:国民に知らせる。
⑤「政治は、日々の私たちの生活とどのように関わっているか。」という問題提起の大切さ
⑥若者の不安要素―行動への契機となっているのではないか。
8)今日の状況に至った歴史的な経過なども検討してみては・・・
(1)愚民化政策―3S政策―
(2)若者の変化
(3)若いお母さんの変化 
(4)考えてもらう運動―知らせる運動の大切さ
これからの話題など 希望の項目:いくつかの事例
○西尾先生のお話:子宮けいがん ○フッ素塗布問題 ○乳がんの問題 ○図書:畝山智香子氏「食品安全情報ブログ」○若い人の団体:○北大:エコチル調査代表[環境省による調査]

スポンサーサイト



  1. 2016/07/07(木) 21:29:26|
  2. 予定
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0