レイチェル・カーソン北海道の会

長倉洋海「私のフォトジャーナリズム」戦争から人間へ・を読んで

長倉洋海「私のフォトジャーナリズム」戦争から人間へ・を読んで
2012/0726美馬真宏氏

美馬氏が読んだ感想をA32枚のプリントにまとめ、解説してくれました。


氏は、白人帝国から黒人国家として独立したジンバブエ、百万の難民が苦しむソマリア、レバノン、アフガニスタン、エルサルバドル、南アフリカ、コソボなどの紛争地を歩い
た。
古から続いてきた人間の命とそれを支える地球。人と自然が織りなす、尽きることのない物語
フォトジャーナリストは、目撃者であり記録者である。
絶望の中からでも人間の生きていく希望をすくいとり、時代に繋いでいくメッセンジャーでもある。

第一部 戦場を目指して
時事通信社に入社するが、国会審議や事件現場、スポーツの撮影に物足りなさを感じ27歳の時、フリーランス・フォトグラファーとして南アフリカのローデシアに向かった。

第二部 戦争から人間へ 生と死を通じて見えてきたこと・エルサルバドル戦争の無い時は下町や市場を撮っていた。
子どもを亡くしたばかりの母親から子供を撮ってほしいと言われる。
肺炎だったが、医者を呼ぶお金が無かったと母親は泣き崩れる。
死が日常的になると人々は生きることに投げやりになるのではと思っていた。しかし、内戦下、失業率が高く生活も苦しい中、人々は市場で下町で懸命に生きていた。

・スラムの生活-フィリピン
スモーキーマウンテン(自然発火するごみの山のこと)で金属や衣類や家具を拾い集めて暮らしている。

・エル・サルバドル
反政府軍の取材終えて首都に戻る途中に、政府軍の検問所で止められた。「どう切り抜けようか」と思っていたら、「大丈夫だ、彼はきちんとした記者だ」ととりなして
くれた。
以前、エルサルバドルの激戦地で一緒だつた政府軍の兵士だつた。自分の意思ではなく、徴兵されて戦っているのだ。金持ちの子弟は外国に留学するか、お金を使って徴兵逃れをする人が多かった。 左翼ゲリラが戦う相手は、実は彼らが救済しようとする貧者でもある。

森の哲人アユトンの言葉
何を怖れている。私たちには祖先からの遺産がある。
貧しい人が未来のことを考えている。分かち合うことも知っている。金持ちこそ、自分勝手に未来や地球を破壊している。
バナナをi二本持っているひとは請われれば一本を分けてくれるけど、トラック一杯に持っている人は少しも分けてくれない。

第三部 新しい世界地図
・取材の恩返しを・アフガニスタン
スポンサーサイト
  1. 2012/08/02(木) 08:23:04|
  2. 感想
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<7月の例会のご報告 | ホーム | 北海道レイチェル・カーソンの会・学習会>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gisjirou.blog.fc2.com/tb.php/4-a0ccad95
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)